鬱の治療(医学の発達と共に進化していくことが多いです)用のゲームがあるのをご存知でしょうか?SPARXと言った名前で、ニュージーランドのプロジェクトチームが開発しているコンピューターゲームです。対象年齢は13〜17歳で、若年性鬱病が始まる時期を中心としているようです。ゲームのジャンルはファンタジーロールプレイングゲームで、7つのステージで構成されています。もちろん、ただのゲームではなくて、認知行動療法の「誤った認識や思考の癖を客観的に見る事で修正していく」という考え方に基づいています。プレーヤーはゲーム上で戦士になって、ネガティブな考えを火の玉で吹き飛ばして、悲観と絶望の沼から世界を救い出すのです。1つのステージにかかる時間はおよそ30〜40分で、約4〜7週間かけて全ての課題に挑戦できる内容になっています。このゲームが作られた背景としては、鬱に悩む75〜八十パーセントの若者が、人間関係で孤立したり、将来を悲観したりと悩んでいながらも、救いの手を差しのべてもらえないでいるという事でした。若年性の鬱には薬が効きづらい傾向があり、そういった事から若者を救う為にこのSPARXが開発されてました。コンピューターゲームであれば若者にも親しみやすいし、プライバシーを守りながら自分のペースでうつ病に立ち向かう事ができるでしょう。実際にこのゲームをプレイしたところ、43.7%の鬱病患者が完治したという報告が出ているそうです。今後は、学校、医師、若者向けの施設などを通して配布する予定で、将来的には、iPadやAndroid端末などでも遊べるようにする予定だということです。ゲームを楽しみながら鬱を治していくというのは、とても画期的な方法はずですー